小樽芸術村 グランドオープン！
2017年9月1日に小樽芸術村がグランドオープンしました。
小樽芸術村とは、20世紀初頭に建造された4棟の建物を中心とし、美術品などを展示公開しているところです。
旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店は『似鳥美術館』として使われています。
日本画や、日本・海外の洋画。木彫、ランプなどが展示されているそうです。
(上の写真は、冬の旧三井銀行小樽支店です)
旧高橋倉庫は『ステンドグラス美術館』として使われています。
19世紀後半から20世紀初頭にイギリスで制作されたステンドグラスが、壁いっぱいに展示されています。
ここに所蔵されている作品は、実際に協会の窓を飾っていたものだそうです。
また、旧荒田商会は『小樽芸術村ミュージアムショップ』として使われています。
この中で一番古い建造物は大正12年に建築された、旧北海道拓殖銀行小樽支店(似鳥美術館)と、旧高橋倉庫(ステンドグラス美術館)です。
それぞれ平成3年と平成6年に、小樽市指定歴史的建造物になりました。
旧荒田商会も小樽市指定歴史的建造物です。
そして旧三井銀行小樽支店は、今年の2月に小樽市指定有形文化財に指定されました。
華やかで美しい芸術品を楽しめることはもちろん、それぞれの建物にも魅力があります。
壁や天井、柱や照明の一つ一つに細かく装飾が施されていて、建造物そのものが美術品のようです。
小樽には、様々な歴史的建造物があります。
華やかで美しい作品を鑑賞しながら小樽の歴史に触れ、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。