大荒れのクリスマス

今日はクリスマスなわけですが……
すごい天気ですね。
急速に発達する低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、
暴風雪警報が発令されています。
雨ですが傘が飛ばされそうでさせませんね。

そんな雨風の中、サンタさんの格好で運河に座っている犬がいます。
名前は『ぶん公』。
昭和の初めころに消防本部で飼われていた雑種のオス犬です。

大荒れのクリスマス

消防犬 ぶん公

消防自動車が出動する時は、一番先に乗り込み、
現場に到着してからは見物人を追い払い、
なんと、水をかけるホースのもつれを直すことも。

老いて出動のベルが鳴っても消防自動車に乗れなくなるまで、
出動回数は1,000回にも及んだのだとか。
昭和13年2月3日、たくさんの人たちの中で亡くなった彼は、
24歳だったらしく、人間でいえば100歳ほど。

現場で勇ましく活躍していた、優しい目ぶん公は、
小樽市観光物産プラザの前に居ます。
一度見に行ってみてはいかがでしょうか。


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